副社長のブログ | KTM 1190 Adventure Blog

オーストリアのバイクメーカ−、KTMの1190 Adventure (2014年モデル) を中心に書いていくブログです。

鍵について

お世話になっております。副社長です。 1190 Adventureの鍵についてご紹介します。

ZADI Key
こちらが納車の時に渡された鍵一式になります。

黒いのが普通の鍵で、スペアキーが1本ある、ということになります。

鍵・シリンダーはイタリアのZADI製で、最近は車にも採用されてる「ウェーブキー」というものですね。鍵の内側に溝が掘ってあります。乗り換え前の690 SupermotoもこのZADI製(ウェーブキーではない)の鍵だったのですが、シリンダーに鍵をさして、ひねったときのクリック感が最高に気持ちいいものでした。1190 Adventureはあまりそんな感じではないので、シリンダーの構造が変わっているのか、使ってるうちにあのクリック感になるのか、気になります。それくらいあのクリック感は本当に気持ちのいいものでした。

で、このオレンジのキーがなかなか面白いです。これは、鍵側とバイク本体側のイモビライザーの設定を無効化(というか初期化)する鍵になります。

最近のバイクは車と同じようにイモビライザーが標準搭載されていますが、合い鍵などを作るときなどにそのイモビライザーに新しい鍵を登録させる云々の時につかうもののようです。

ちょっとオレンジの鍵について上記の私の認識に間違いがあるかも知れませんが、納車の時に注意として言われたのが、

「このオレンジの鍵を使うとエンジンがかからなくなる。当然、その後に黒い方の鍵を使ってもディラーに持ち込まないとエンジンがかからなくなるので使わないように」

とおどかされました(失礼)。

関係無いですが「イモビライザー」という言葉が、「異常を検知したときにアラーム音を出す装置」という認識で使われている人が多いと思うのですがなぜなんでしょう。