副社長のブログ | KTM 1190 Adventure Blog

オーストリアのバイクメーカ−、KTMの1190 Adventure (2014年モデル) を中心に書いていくブログです。

コケでコケそうになった

お世話になっております。副社長です。

8月31日は福島と新潟の県境をまたぐ「本名室谷林道」を走ってきました。そこで盛大にすっ転びそうになりました。危なかった・・。

本名室谷林道

事前に本名室谷林道について調べていたのですが、他ブログで気になるエントリが。

テネレ初転びです。本名室谷林道ですが、アスファルト面に水が常に流れノロでツルツルになっているのが見抜けませんでした。ツルツル度は雪道以上でした。写真には写っていませんがぽこのセローも転倒しています。

路面のぬれている所にコケ見たいのがあってそこでコケた人がいるっぽいので、ダートもさることながら舗装路の水があるところは慎重に走っていました。

今回は福島側から新潟側に抜けたのですが、新潟側の下りはほぼ舗装路になっており、ダートよりはややペースを上げて走っておりました。 林道も終盤にさしかかったころ、直線のポイントで「この先段差有り注意」の看板がありました。前を見ると確かに洗い越し用のちょっとした段差があったので、軽くフロントブレーキを掛けました。

その瞬間、一瞬でフロントが右にすべりだし、車体が暴れて右足が右のパニアケースにぶつけるなどしました。「あーこれ完全にコケる!」と思いましたがすぐにフロントのグリップが回復し、事なきを得ました。アブネー!

直後にバイクを路肩に止め、何があったのか現場を見に行ったときに撮ったのが上の写真です。写真奥から手前に向けて走っており、緩い下り坂になっています。画像を見やすいようにちょっと加工しています。自動車の轍じゃない中央部分のちょっと変色しているところにコケのようなものがびっしりあり、トレッキングシューズでも歩くのがちょっと危ないくらい猛烈にヌルヌルしていました。

写真で分かるとおり、ブレーキを掛けた後、車体は画面左にそれたのですが、どうやらフロントタイヤが轍部分にのっかりグリップを回復させたみたいです。ずっと中央のコケ部分に乗ってたらコケてたでしょうねえ。

ダートも終わり、舗装区間だったので、スピードも40km/h程度は出ていたと思うので、直線とはいえコケたらそこそこ車体も人間もダメージ受けてたのでは無いでしょうか。

同じような雰囲気の舗装林道はさんざん走っていますが、こんな路面になっている所は初めてです。あーよかった。

本名室谷林道
トゥルントゥルンでした。

で、一息して再度走り出しながらなぜコケなかったか考えていました。ABSやらMSCやらがいいかんじに仕事したのかなとか思ったのですが、タイヤ痕を見るとABSが作動したような感じにには見えないので、ちょっとわからないです。いやしかし、走行中、目視でこんな路面になっているかどうかなんて分からないので非常に危険だと感じました。

本名室谷林道