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副社長のブログ | KTM 1190 Adventure Blog

オーストリアのバイクメーカ−、KTMの1190 Adventure (2014年モデル) を中心に書いていくブログです。

【ライテク】フロントタイヤを意識すればコーナリングが楽しくなる

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お世話になっております。副社長です。バイクのライテクについて意識してツーリングしてきました。本文と写真は直接関係ありません。

バイクに乗り始めて何年乗ってるかわかんなくなってきていますが、バイクの乗り方はまだまだ勉強が必要と感じております。 いくつかのライテクについての本や、ネットでの書き込み、動画などを見たりしてもなんかしっくり来ませんでした。ですが今日のツーリングでいろいろとブレイクスルーした感がございました。

前提条件

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  • 公道であること
  • 比較的最近のバイクであること(2000年以降くらい?)
  • 比較的最近のオンロードラジアルタイヤを履いていること
  • 私の主観であること

はじめに

ここで述べるのは主に私がバイクでカーブを曲がるときに感じる、「怖い(不安定)」な原因はなにか、とそれを解消する方法になります。

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「怖さ」の分析

今までの走り方をフローのように表現すると下記のようになっていました。

  1. 直線を走っている
  2. 直線状態でフロントブレーキを掛ける
  3. 直線状態でブレーキを終える
  4. バンクを開始する
  5. 最大のバンク角までバンクする
  6. 加速を開始する
  7. バンクを戻し始める
  8. バンクを終えてバイクは直立する
  9. 直線を走ってる

一方で、信頼できる情報筋から「最近のバイクはフロントブレーキを残しながら走る」というアドバイスをもらっていました。

「フロントブレーキを残す」について、下記のYoutube動画がネット上では一番参考になりました。ブレーキの完全リリースはバンクが結構深いところでおこなっているのが分かります。

と、いうことで、1190 Adventureで「フロントブレーキを残す」を意識してワインディングを走ってきました。その時のフローはこうなります。

  1. 直線を走っている
  2. 直線状態でフロントブレーキを掛ける
  3. バンクを開始する
  4. バンク中にブレーキを終える
  5. 最大のバンク角までバンクする
  6. 加速を開始する
  7. バンクを戻し始める
  8. バンクを終えてバイクは直立する
  9. 直線を走ってる

説明を単純化するためにおおざっぱに書いてますが、こんな感じです。こうすると、バンク開始からバンク終了まで、フロントタイヤがしっかり路面を掴んでいる感覚を得られ、「怖さ」ありませんでした。すごいぞ。

これってどういうことかを自分なりに考えたところ下記のようになりました。

  • 「サスペンションが伸びている」状態だと「接地感のなさや怖さ」を感じる。
  • 「サスペンションが沈んでいる」状態だと「接地感を得られ安心」を感じる。

バンクしている状態でのコーナーリング中は遠心力が働く関係上、サスペンションは沈んでいる状態だと考えられます。ここでは「接地感を得られ安心」を得られていると思います。 ただし、「バンクを開始→最大のバンク角までバンク」の部分は遠心力でのサスペンションの沈み込みは期待できません。私はここに「怖さ」を持っていたようです。

前述の、今までの走り方のフローでは、バンク直前でブレーキが終了してしまい、フロントサスペンションが伸びてしまい、バンク開始時に怖さを感じていたようです。

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得られた結果

今回の「フロントブレーキを残す」してみたところ下記のようなことを感じました。

  • おおー、フロントが路面に食いつくぞー
  • コーナー中でも減速・加速・ライン変更など、意外といろいろなんとかなる
  • ブレーキ残しながらのバンク開始時はハンドルに手ごたえ(重さ?)を感じる。フロントに荷重が行ってるっぽい
  • コーナーでのブレーキ残し前提となるとブレーキかけ始めの進入速度は今までより早くなる

結論

  • バイクのサスが沈むと私はあんしんを感じる
  • 遠心力によるサス沈みまで、フロントブレーキでサスを沈めておく

ライテクの勉強はなぜこうも難しいのか

例えばこの動画、少なくとも私が感じた今回の結論とほぼ真逆のことを言ってるように感じます。ぐぬぬ。

文字・口頭ベースでの勉強より、サーキットでうまい人のバイクにタンデムさせてもらうのがベストプラクティスなのではと思います。

そういえば、「バイクとスキーは曲がりかたが似ている」と言うひとがいますが、こんかいのブレーキ残しの理論だと、ちがうんじゃないかなーと思ったりしました。 ライテクは奧が深いですNE!

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参考資料

今回の間違いが分って、ひとつの疑問も解けた。それはフロントタイヤの面圧を抜かずにコーナーリングに入るにはどうしたらいいかという疑問。いままでブレーキングでフロントフォークを縮めてコーナーに近づいても、いったんブレーキレバーを離すのでフロントフォークがまた伸びてしまう。これではせっかく上がったフロントタイヤの面圧も下がってしまう。それに倒し込みのきっかけがつかみにくいので、倒し込み直前でもう一度軽くフロントブレーキをかけて、フロントフォークを沈ませたりしなければならなかった。これが道理に反しているようで、頭の隅にこびりついていたのだ。

www.take4-web.com

今回はフロントブレーキを残しながら一コーナーに入るようにするということを目標にし、黙々と走りました。 ブレンボの壊れたマスターシリンダーから、ニッシンの新品マスターに変更し、ブレーキを引きずる感覚が非常にわかりやすくなりました。 これまでは、コーナーに入る前にブレーキを完全にリリースしており、フロント荷重が抜けた状態でコーナーに進入していましたが、 ブレーキを引きずれる様になったので、そこそこ荷重を残したままで、コーナーに進入できるようになりました。 このためか、タイムも良くなりました。

www.ryuumu.co.jp