お世話になっております。副社長です。
ABUS(アブス)の Granit Extreme 59 (59HB)というU字ロックを購入しましたので簡単にインプレいたします。
解錠したとこころです。
U字ロックとしてのシャックル(U字部分の棒)のサイズは普通よりちょっと大きめくらいでしょうか。 鍵は本体部分の中央に差し込みます。鍵穴には防塵用の簡易的なシャッターがつきます。 鍵はアラーム付きディスクロックのGranit Detecto X-Plus 8077と同じ種類のものになります。
シャックル部分のアップです。
シャックルは丸い棒ではなく四角くなっています。これは、シャックルの片一方が切断された場合、反対側を回転させて取り外すのを防ぐ構造だということです。そのため、このU字を無効化するには、シャックルの両側を切断する必要があるということですね。小ネタとして、南京錠(パッドロック)は構造上シャックルはどうしても丸型になります。南京錠はこの「片方を切断すればくるっと回して無効化できる」リスクを回避するために、 上位の機種には「シャックルガード」というシャックルのサイド部分を保護するような構造にになっているものも多いですね。
さて、このU字ロックの用途なのですが、こちらは中野製鎖工業の「超硬張鋼チェーン」14mmで地球ロックするにあたってのメインの鍵にします。 地球ロックの施錠については南京錠(パッドロック)が一般的なようです。なぜ南京錠ではなく、U字にしたかは、せっかっくのトラスフレームなのでフレーム部分に施錠をしようと思ったためです。また、チェーンでのロックはリアタイヤに通すことが多いですが、フレーム部分での施錠は、タイヤをはずしての盗難を回避できます。
が、大きな問題が発生しました。超硬張鋼チェーン14mmに59HBのシャックル(U字部分の棒)が入りませんでした。59HBのシャックルですが、内部の金属部分が16mm、 ゴム製のコートで19mmになっています。超硬張鋼チェーンにこの19mmの角棒を入れる事が出来ませんでした。これはやってしまいましたなあ・・。
しょうが無いので、エンドリングをバイク側に持っていき、反対側(地球側)はちょっと工夫してロックしました。
バイクにはめてみました。
トラスフレームといっても意外とこういう大きなU字ロックがはまる場所が少ないです・・。もうちょっとぴったりはまる場所を探してみたいと思います。
フレーム部分で施錠するとチェーンが浮きますから、地球ロックの基本となる「チェーンを浮かす」が実現できてこれはこれでメリットがありますね。
ABUSの公式動画はフロントタイヤにロックしていますね。
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